申年の梅は縁起がいい

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5年ほど前から梅酒を漬けているのですが、今年も漬けました。
なんでも

申年の梅は縁起がいい

とのこと。その理由ですが

平安時代に村上天皇が梅干しと福茶(昆布茶)を飲んで疫病を治した、という言い伝えがあり、このときに食べたのが申年に漬け込んだ梅だったことからだそうです。
江戸時代にコレラや飢饉が流行ったとき、梅干しを食べていた紀州藩では死者が少なかったといいます。
このようなことから、「申」から厄が「去る」と言われるようになったそうです。
また、申年の梅は不作になることが多く貴重だったとも。

これは知りませんでした。
梅酒だけではなく、梅干しにもチャレンジしてみようかな、なんて思います。


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梅干しの豆知識

梅干しとは、梅の果実を塩漬けした後に日干ししたもの。日干ししてないものは梅漬けと呼ばれる。
伝統的な製法のものは塩分が多い(20%前後)ため、最近は塩分を抑えて味付けを施した調味梅干というものもある。(しそ、はちみつ等)
減塩梅干や調味梅干は保存性に劣るので注意。
梅干しが酸っぱいのはクエン酸がたくさん含まれているため。クエン酸には疲労回復、美肌効果などさまざまな効能がある。

梅干しの効能

  • 疲労回復
    酸っぱさの素・クエン酸が疲れの元となる乳酸をたまりにくくしてくれる。
  • 抗菌
    細菌の繁殖を抑える働きがある。
    弁当やおむすびに入れられるのはこの効果の為。
    昔ながらの製法で作られた梅干しは効果が高いが、最近の調味梅干では効果は期待できない
  • 唾液の分泌をうながす
    クエン酸の酸っぱさが唾液の分泌を促して消化吸収を助ける働きがある。
    唾液には活性酸素を抑制する働きがある。

戦国時代には傷の消毒や戦場での食中毒の予防などに重宝された。
上杉謙信も酒の肴に梅干しをよくとっていたといわれる

梅干しの種

種の仁(中身)を俗に天神様と呼ぶ。
梅の実にはもともとアミグダリンという成分が含まれており、これは特に種の仁に多く含まれている。アミグダリンは胃腸などで分解されると猛毒の青酸を生成するため、多量に食べると死亡する可能性もある。
しかし、漬けることによってアミグダリンは消える為、食べてもほとんど影響はないとされる

うなぎと梅干し

昔から食べあわせが悪いと言われているが、根拠はない。
梅干しは胃酸を分泌させ、うなぎの油の吸収を助けるので好ましい。
食べ合わせが悪いといわれた理由は、
1、食べすぎを防ぐため
脂っこいうなぎも梅干しと一緒なら食が進みどんどん食べてしまうから
また、うなぎは高価な食品なので贅沢を戒める目的もあったかもしれない
2、栄養の消失
梅干しの酸味が油をさっぱりさせるので、うなぎの栄養を消してしまうのではと心配された

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